2011_05
18
(Wed)21:03

映画に 

レディスデイ割引なので映画に。

『ブラックスワン』 ナタリー・ポートマン熱演。白鳥が可憐。
黒鳥はコマーシャルでしょっちゅうテレビで見られるが、あれが一番いいシーン。
映画ではそれ以上無い・・・ってのはよくあること。
正直「これだけ?」 さんざん困惑して、狂気の果てに掴んだものがあれだけ…?
ちょっとがっかり。

それに「白鳥の湖」の音楽を聴くと、私の頭に浮かぶのは、マシュー・ボーンのそれ。
アダム・クーパー始め、ウィル・ケンプや首藤康之が踊った男の白鳥の衝撃的バレエだ。
あれはあまりの衝撃で、迫力に圧倒され魅了されて数回観に通い、もうしっかり頭に焼き付けられて他のが入る余地がない。

「ブラックスワン」が終わった後、電車に乗って別の映画館へ行く。
『英国王のスピーチ』の再上映があるところ! 

…これは良かった。誰もかれも老いも若きもスーツ姿のかっこいいこと。
やはりスーツ姿は西洋人が素敵だ。
吃音に悩みコンプレックスにさいなまれるヨーク公ジョージ。演説が苦手で失敗も多く、いろいろ治療法を探るも好転無し。
そんな中で父王が逝去し、後を継いだ兄のエドワードが離婚歴のあるシンプソン夫人との愛を取り王位を捨てたため、彼に王位が回ってくる。

妻のエリザベスが探してきたある男から、それまでにない全く新しい治療法を施される。
不信と自信無さから何度も癇癪を起して放棄しながらも、粘り強く治療をする彼との間に友情を築き、
やがて第二次世界大戦のドイツとの開戦に、国民に向けて感動的な演説をし、王として国民に認められ、
自信も付けて行く・・・と言うお話。

言語治療士(本当はそんな肩書も資格もなかったのだが)が、あれは「パーレーツ・オブ・カリビアン」の海賊バルボッサ役の人?
なんと演技力がある。奥深くて高尚で頼れる雰囲気ががっしりと確かで、美男ではないがいつの間にかすごく高貴に見えるのだ。
イギリス人俳優はこんな奥深い人がいるなあ。
ラッセルをしみじみ見るようになってわかって来たが、イギリス人は明らかにアメリカ人やフランス人と違う。
実は今迄は西洋人は皆同じに見えていた。

ジョージの娘で現女王エリザベス2世は、体が丈夫でなかった父王の命を国王の激務につかせて縮めたのはシンプソン夫人、と思って好感を持たなかった・と何かで読んだような。
その息子チャールズ皇太子が、やはり離婚歴のあるカミラ夫人と例の騒動…皮肉なものだこと。

とは言え、いい作品だった。好評により再上映、うなずける。



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