楽しきゃいいのよ・の 怠け者の日記



   
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プロフィール

sakuragoromo

Author:sakuragoromo
 桜衣 もえぎ (仮の名)

退職してのんびり暮してます。
猫♀1匹 ♂2匹と同居中。
趣味は着物で観劇・旅行 他。

時には三井式温熱療法師
温熱は良いですよ~。受けてみませんか?

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昨日今日とはおもわざりしを

   
95にならんとする父だから、遠からず・・・と思ってはいたけれど
急だった。
病猫がいなければ、すぐにも行って、臨終に間に合ったかもしれない。

しかし聞けば、姉だけでなく、姪やその子も一緒にいたらしいから
父は一人だけの旅立ちではなかった。
だんだんと呼吸が間遠になり、やがてふっと止まったそうな。
よかった。機械や管に繋がれての最期でなくて・・・
姉の声もきっと聞こえていただろう。

母の様子に変わりは無く
「ああ、遠いとこ来たか。」 と、私と妹ににこにこしてくれる。


通夜の予定の朝は雪
20170219asa.jpg

納棺に立ち会うためにもう一人の姪が駆け付けるのを、妹夫婦と迎えに行く。
夜行バスで金沢まで。その先が遠い我が郷里である。
IMG_5737_201702212034208d9.jpg

けれど午後には晴れ、暖かい日差しがそそいできた。
家に親戚たちも集まってきた。
20170219noukan2.jpg

今はこういうのが普通になって来たのか
着ているものを着替えさせる 映画『おくりびと』のような納棺の儀
集まった遺族の前で行われた。
初めて見る。

湿した脱脂綿で、親族が父の手先足先を清め、
娘たち(私たち姉妹)が足袋を履かせ、手甲脚絆をつけてやるのだ。

撫でると、冷蔵庫で冷やしたような冷たい足の父・・・

「血行が悪くて、生きてる時でも冷たい足してたけど
やっぱり冷たいなあ・・・」
と姉が愛しげにつぶやく。
介護中は愚痴や怒りまくったメールをよく送ってきた姉だが
今すべては消え、笑い話になったような・・・



通夜の会場の入り口には、ハンサムに映った父がいた。
20170219tuya.jpg
思いの外に弔問客が来てくれて、父を見直した不孝娘である。



葬儀の日は一転荒れて、みぞれ交じりの雨が降り続けた。
どうなることかと危ぶんだが、
移動の時は小止みになったりしたのだ。

みぞれの中を、通夜に続いて来てくれた弔問の人も多く、
火葬場にもずいぶんついて来てくれた。


父の喉仏ははっきり形が残っていた。
説明を受けながら弟の小さい孫たちも一緒に
父の骨を拾って箱に納め、それでも残った骨を私達子供がかき集めて
箱に入れる。
そして最後に頭の骨を、蓋のように載せる・・・・



父を抱っこ・なんて、初めてで最後だね。
20170221titito2.jpg
私はどれくらい抱っこしてもらったのかな。
無口で愛想のない人だったけれど、
私達は間違いなく愛されていたと思う。


ショートステイでお泊りに行っても、
夕方になると自分で車椅子を動かして玄関に行き
「家へ帰るげ」
と言っていたらしい。
一緒に行った母が
「今日はここに泊るげよ」
というと
「そうか」
と大人しく言うことを聞いたそうだが
20170221butudan2.jpg

帰りたかった家に帰って来たよ 父ちゃん。
もう余所に行くことは無いんだよ。


ありがとう、ありがとう ありがとうね・・・

また会おうね、待っててね。
覚えておいてくれないといやだからね。


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| comments(4) | - | page top |
お疲れさまでした
お父様大往生でしたね。
静かな旅立ち、何よりも機械に繋がれることなく。
子供や孫たち、友人知人に送ってもらって。
羨ましいです。
かくありなん。

ただひとつの心残りは臨終にたちあえなかったこと?
私の父は誰にも看取られずひっそりと旅立ちました。

終わり良ければすべて良し。
素晴らしい人生だったのですね。
ご冥福、心よりお祈りしております。
お疲れが残りませんように。
合掌
ありがとうございます
nekobuneさま

病院では「寒い寒い」と言ってたそうです。
姉の言うには、
「昔ながらの重い布団で寝ていたので
病院の布団では軽過ぎて寒い・と感じているのかもと思って
布団の上からぎゅっと押さえてやったら静かに寝入った」
だそうな。
その呼吸がだんだん間隔が開いて、やがて止まったのだそうです。

今まで飼い猫を何匹も送ってきましたが、そんな風な猫もいましたね。
呼吸がだんだん静かになり、ふっと途切れてもう動かなかった
父もそんなだったのかも・と思いました。

本当に、父は幸せな最期だったと思います。
こんなに世話をしてくれる娘(姉)に見送られて逝ったのですから。


ご冥福を
急なことだったのですね。
真冬。しかも近いところではないので、駆けつけるのも大変だったろうと思います。
ご冥福をお祈りします。
不適切かもしれないけれど、とてもキレイな雪景色です。

それにして、納棺・通夜・葬儀・火葬…。
『ああ、そうだな』と。
いつのまにやら年長けてしまって、何度も何度も立ち会って、
それで最後は自分の番になるのだなあ、と。
ボクも暮れと正月早々にお葬式が続いて、
ついつい、無常、という言葉をかみしめてしまいます。合掌。
Re: ご冥福を
猫ぢゃらご亭主様

ありがとうございます。
雪景色、きれいでしたよ。
昔に比べればずいぶんと積雪は減りました。
雪に晴れに霙に強風…
くるくる変わる天気に送られて、父は逝きました。

風邪を拾ってこちらに戻り、くしゃみ連発の今
無情の念もちょっと横に置いといて…となってます。

そういえば、父のくしゃみは
めちゃ大きくてやかましかった……
『ふえーっくしょん!!えーいチクショウ!!』
って(笑)



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