2013_07
12
(Fri)20:59

シネマ歌舞伎『牡丹灯籠』鑑賞 

今日が近くの映画館での上映最終日。
玉三郎・仁左衛門のお峰伴蔵、七之助・愛之助のお露新三郎 円朝は三津五郎 
6年前の撮影なので壱之助が初々しい。

幽霊の場面は前半、そんなに怖くない。
何年前か実際の舞台で観た時は、薄暗い舞台に背中がちょっとムズムズしたけれど
まあこの辺はナマとスクリーンの違いだわね。

その後展開する人間ドラマが、面白くて怖くてそして切ない。
貧しい時には寄り添って、助け合い支えあってきた夫婦が、金を手にして裕福になった時から
それまでの関係は崩れて行く…
一方、不倫の関係から乞食にまで落ちた男女があり、女は「今だからこそあんたを一人占めできる」と言いきる。
いっそ あっぱれ!ではないか。



客席はほぼ満席。高齢気味である。
暑い中を出掛けてくる客だから、歌舞伎を知らないということはあるまい。
その期待は裏切られなかった。良い雰囲気で観られた。

これがまた先日のようにいい場面でくすくす笑われた日にゃ、この気分がぶち壊されてしまう。
客の質も芸術鑑賞には大事な要素なのだ。




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