しばらくぶりに能

今日は都内で5つの能公演があったみたい、そのうちの一つに行って来た。
雨も上がって暑いので綿麻に博多・・
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だからもー!!形が思うようにならない付け帯って嫌い
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しかし単帯はあんまり持ってないのだ!この時期は困るのだ!


外は暑かったが、建物の中ははたしてエアコンの冷えが凍み凍みとキリキリと沁み込んでくる。
足袋カバーとショールを持って行ったが、レッグウォーマーもあった方がいいかも。

『清経』 シテは確か高齢の女流能楽師?
何故今頃『清経』? 他の曲にすればよかったのではないか?
はっきり感想を言わせてもらうと、若い公達には全然見えない。
身体の小ささは仕方ないにしても、舞も足拍子もキレが悪い。
退屈で全然面白くないんでもう諦めて、囃子方の演奏に目を向けた。

小鼓も女流、でもこのヒト良いかも
この掛け声なら男性に交じっても違和感は無い。

『天鼓』 シテは我が師匠。
師匠っていつもホントに(ゴメンナサイ・失礼千万な言い方)クサイくらいに演技をする。
今回も、前ジテの老人はまさに老人の態。
前かがみで肩は落ち、足取りも弱々しく、息子を殺され悲嘆にくれている様子。
ところが変わって後ジテの少年・天鼓は
若々しく足取りも軽くいきいきと、鼓を打てる嬉しさを全身で表現して舞う!
舞台が華やぎに包まれた。

『清経』の女流シテと比べて何処が違うのだろう?
年齢は御二方似たようなものと思うが・・・

そんなことを同行の友人と、食事しながら話し。
すっかり日が落ちて、寒い!綿麻では寒いぞ!
なんなのこの天気。






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かーんたろー♪

呼ぶと返事するいい子ちゃん。




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これも伝統とやらを引きずっているのかな

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曇り空だが、バラの帯で稽古に行った・・・が、11時半に電車が駅に着いたところで携帯が鳴る。
稽古場の事務局からだった。
「すみません、先生が今日は海外にいらっしゃるみたいでお稽古ありません、休講です

はい?

事務の人もえらく慌てている様子、まさか今日の、今しがた知ったってこと?
師匠からの連絡は無かったってこと?
いつも早い時間に入るお弟子たちは待ちぼうけだったってこと?


で、いつもお茶する稽古仲間のT子さんに電話したら あちらも向かってる途中で
「聞いてない! 事務から連絡? まだ無いよ!

はいい~?!?


「来てしまったし、お茶する?」と二人でカフェに入って・・・・
T子さん、ぼやくぼやく☆

「先生が稽古予定日を忘れてた?
海外なら今日思い立って行くわけも無い、前からわかってたはずよね?
急に決まったとしても、前日でも今日の朝イチでも事務に連絡できるはずよね?
私たちが迷惑することもわかるはずなのに!
軽く考えられてるのかしら?がっかりだわ!
事務の人も何で私には連絡してくれなかったんだろ!

   事務の人も慌てたんではないかな・・・
彼女はサービス関係のお仕事、顧客に対する気配りがそりゃもう細やかなのだ。
それが当たり前と思っているので、他にも稽古をやっている彼女は古典芸の師匠方のそっけなさ(尊大さ?)に時々驚くらしい。

もしかして『弟子は黙って師匠に従え』とか・・・
そういう古い考えでいる師匠方もまだ多いのか?
いや、ちゃんと気を配ってくれる方もお出でだが・・・(小鼓のK師匠とかね)


うちの師匠は今までも時々こう言う連絡ミスのポカがあり。
平身低頭の態で我々弟子に連絡して謝るのは事務の職員、
師匠は次の稽古日に
「済みませんでしたね」と一言仰る程度。
ホントに悪いと思ってる?と思わなくもなかったが、
師匠はスケジュール管理など全部自分でおやりの様で
言ってはナンだが高齢だし、失念はあるだろう。

「でも気がついたら、その時点ですぐ連絡するものでしょ?!
何でそれをしてくれないのか・なのよ!


T子さん、今日はホントに相当カッカ来てたみたい・・・
無理もない。忙しいスケジュールをやりくりして来ているのだから。

とにかく芸事は発表会に出る時の舞台料が、明細がはっきりせず丼勘定でバカ高かったり★
私は出演は断固お断りしてるので、その辺はよくわからないが。
師匠方はその額をあっさりのたまい、サラッと受け取る。
習う方はそういうものかと思い、心で泣きつつ払っているらしい。
これが多分、入門者が増えない理由の一つなのだ。


私、まずいこと書いてるかも~?(^∇^:)


タケノコの季節!ね

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花も咲いてるし~。
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鬼の目にも・・・の歌

御詠歌は、仏教の教えを「五・七・五・七・七」の和歌にして一般の人々に伝えられたものです。
御詠歌には独特な旋律があり、曲に乗せて唱えられています。
 
     サイト『終活ネット』から引用


何をいきなり御詠歌の話?だが・・・

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先日、父の一周忌で行った菩提寺の本堂の隅にこんなCDが置かれて
「ご自由にお持ち下さい」 とのこと。
金沢で開かれた金剛流御詠歌コンサートのライブ盤らしい。

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法要で住職が御詠歌を一曲詠ったし
何気なく1枚もらってきて、14曲入りを今日やっと聴いた。


なんというか・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


沁み入る・・・
揺さぶられる・・・
涙が出そうになる・・・

これが御詠歌?
葬式などでおばちゃんが数名で、鈴(りん)や鉦を鳴らしながら謡うのを聞いたことがあるが
CDは男性の声。
金剛流は真言宗高野山派の御詠歌だそうなので、僧侶たちだろうか。
パンフには菩提寺の若住職の名もあった。

ソロありハーモニーあり、鳥肌が立ちそうだった。
安らげるような、でも哀しいような切ないような
生で聴いたら泣いたろうな・涙腺緩いから。

そう言えば弟が、歩けなくなった父に代わって菩提寺の住職や檀家の人たちと一緒に
高野山に参った時に、高野山僧侶たちの御詠歌を聴いたと言っていた。

「どうせバアバらがやっとる変な歌やろ、って馬鹿にしとったげけど
とんでもなかった! 
わし、聴いとるうちに涙が出て来てしもた!
御詠歌っちゅうのは、なんちゅう有難いもんやったげろ。習いたいくらいやわ
姉ちゃんもいっぺんホントのを聴いてみいや」

およそ花鳥風月・芸事には興味も無かった弟が、180度方向を変えた態度。
言ってるうちに目がうるんできたりして、それほどに感動したらしい。
こちらは見たことも無い弟の様子に目が丸くなったけど。

ああ、そうか、これか!と今回聴いて納得がいったのである。

暴れ者でどうなるかと思った弟が、今はずいぶんと信心深くなって、
高野山にせっせと参り、輪袈裟や数珠も新しくしたらしい。
何かあれば仏壇に手を合わせている。
父の葬儀も法要もしっかりこなしてくれた。
御詠歌で目覚めさせれらたならありがたいことだわ。


それにしても・・・御詠歌は・・・・

誰だっけ、「演歌の元は御詠歌だ」 と言っていた。
確かに節の上がり下がり・伸び加減など耳に馴染んでる音階で
口ずさみやすい。
コブシと言うか、高い音域で声を転がして、ちょっと裏声風にキラキラっとなるあたり
演歌に似ている。いや、演歌の方が後ね。
み仏や宗祖お大師様を讃える歌詞がまろやかで優しい・・・
とにかく荒れた心も静まる。


日本の修行
http://shugyo.link/shugyo/goeika
  に動画がアップされていた。

これは『金剛』と言う歌か。
ちょっと音が悪いみたい (慣れてないお坊さんもおいでのようで^^)
弟が聴いたのもこういう席でだったのだな。
しかし男声合唱は心地良いわ

CDの曲をICレコーダーに入れておこう!と思ったら、習いごとの録音でメモリーがいっぱい!
新しいのを買わなくては。





神楽

一昨日の『埼玉でマイナス9℃』 って、どこなんだ?
秩父かな?

しかし冷えたわ夕べも!
ストーブがちっこいせいもあり、ガンガン焚いててもリビングは15度が精いっぱいみたい

勘太郎も丸い(笑)

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いつもの子が来ている
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危ない道
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凍ってまっせ―!


猫に湯たんぽを用意して、国立小劇場へ。
秋田県民俗芸能 番楽 を観て来た。
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一部が北秋田市に伝わる 本海獅子舞番楽  (・・・北秋田市ってどこ?)

二部が由利本庄市に伝わる 根子番楽  (由利本荘って?)

番楽とは 山伏によって里人に伝えられた神楽 と言われているそうな・
はっきりしたことはわからない部分が多いらしい。

日本の踊りは『舞うもの』  地面から離れない とか誰かが言ったっけ
しかしこの神楽は跳ねて跳ねて、ものすごい運動量だ。

本海獅子舞番楽の『三番叟』
たとえば、田植えの姿勢を想像してみて。
一苗植えて、右足を高く上げ跳ねて
一苗植えて、左足を高く上げて跳ね
一苗植えて、後ろに3歩跳ねて
一苗植えて、前に3歩・・・

この曲げて伸ばして飛んで跳ねて・の運動量と、筋肉の動きを考えてみ。
物凄いよ☆
鐘や笛・太鼓のリズムは長閑だけれど、演者は息を切らしていた。

『山之神』
『三人立』 など、腰に太刀を佩いて出て来る曲では、
この太刀を腰に直角に、真横に近く差している!
まさか真剣?
いやいや、抜いた時、そんなに重そうにも見えなかったから模造かもしれないが。

この頃の時代劇の刀の差し方、見てられん。
縦にすとんと・・・あれで刀の重みを支えられっか!だ。
竹光ってのが丸わかり!役者なら刀の重みを見せてみ!



二部の根子番楽は、本海獅子舞番楽より動きがスピーディだった。
根子はマタギの里だそうだが、囃子も賑やかでエネルギッシュ!
片足を上げ、くるりと体に巻きつける形で回転する・を繰り返す。
振りは単純だが、どれも力が要りそうな。

根子の『三番叟』は相当の体力を必要とする、演者は覚悟が要る・とパンフに書いてあった。
なるほど、踊りは結構長かったし、最後の方は身体の芯がぶれて
屈強の態の演者もちょっと足がもつれたり・・・ お疲れ様ですっ!!

『鞍馬』は牛若と弁慶の戦いを表現してた、
牛若役は小学生か、これがさすがに切れが良くて元気いっぱいで
クルリクルリ・キビキビと踊る。
足元を払う長刀をひらりひらりと飛び越え飛びあがり!
ワクワクしちゃいましたよ

『曽我兄弟』では、太刀で打ち合って火花が散った!
天井近くまで上がったのもあり、客は「うわっ」と引いた
あの太刀、本物?


そして最後は『鐘巻』
道成寺ものではあるが異色だった。
蛇面の役者が幕のうちに引くと、蛇の作りものが幕を伝い、移動して
山伏に襲いかかる・という・・・☆

いやあ、面白かった!
民俗芸能ってホント面白い。
血が踊るというか、力が湧く!



寒いけど、いい日だった♪



歌舞伎『隅田春妓女容性』

菊之助を観に。

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帯締めと帯揚げで遊んでみた。
羽織が伯母からの譲られもので、重いんだワずっしりと!


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三宅坂 国立劇場。
通し公演が始まってまだ5日目。
台詞が全部入って無い所もあって、後ろから台詞を教える黒子さんの声がした(笑)

吉右衛門・菊之助の義理親子の共演
菊之助は二役、早変わり。 菊之助、女形の色気が落ち着いてきた?
 ひところは目のやり場に困るくらい色っぽかった!
今日の女房役の衣装は、落ち着いたピンクがかった小紋に、濃い鼠色の掛け襟と八掛
半襟は薄い鼠色・・・お洒落ではありませんか。
こういう色合わせなら、私の歳でも若い頃の小紋が着られるか?
いや、掛け襟が、今はやってないし☆

歌六・米吉親子  米吉くんの娘役の可憐なことったら・・・彼今いくつよ?
又五郎・歌昇・種之助親子
 歌昇がこずるい相撲取り志願の役。勉強ですかね。

愁嘆場で寝てしまった私。観たくなかったのかも
些細な間違いですれ違いで起こる殺人だもの。



幕間に、1月の小劇場での山伏神楽公演のチケットを購入した。
地方に伝わる芸能は面白い。
力強く、土のにおい濃厚と言うか、身体が熱くなるような感じ。
足元から吹き上げて来る迫力がある。
楽しみ。



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sakuragoromo

Author:sakuragoromo
 桜衣 もえぎ (仮の名)

退職してのんびり暮してます。
猫2匹と同居中。
趣味は着物で観劇・旅行 他。

時には三井式温熱療法師
温熱は良いですよ~。受けてみませんか?

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